失敗って、そもそもそれって失敗???

まなびばおきなわ

2017年01月12日 14:56

週をカウントすると151週目。

沖縄もやっと少し寒くなりましたね。
例年と違って海には入らないので、
もう少し寒くてもいいな~。

うっし~です。

今週3本目のブログ。めずらしい・・・

火曜日に 「 失敗 」 についての授業をしました。

皆さん 「 失敗 」 についてどんなイメージをお持ちですか?

「失敗したくない」
「失敗したらかっこ悪い」

なマイナスイメージの人が多いかな?

漢字をみても、「 失う 」 「 敗れる 」だから
負のイメージは当然といえば当然。

で、失敗すると咎められる・・・
教育現場では、失敗を咎められる、

というよりは、

成功すると褒められる、ので、
失敗が続くと子どもたちは自然な流れで、
成功しそうなものを選んでやるようになり、
失敗しそうなものには挑戦しなくなります。
    ↓
「失敗しそうだから、するのやめよう」
になっちゃう・・・。

この一連の流れが出来ちゃうのがMAXダメなところ。

よく子どもの褒め方で言われる
「 結果じゃなくて、その行為自体を褒めなさい 」
は、まさにこの部分の理由があるからです。


うまく出来たことを褒めると、褒められることが脳の報酬系を刺激して、
モチベーションアップに寄与するので、逆にうまくいかないことには
手を出さなくなります。

褒められる → やる、頑張る

逆に

褒められないこと→やらない


失敗したくない、と強く思う
    ↓
失敗しそうなことには、挑戦しない

子どもの「まなび」にとって最悪。
主体的にまなばなくなります。

子どものまなびにとって、そもそも
「失敗」ってあるんですかね?

 やってみる(挑戦)
→こうなった(結果)
→次はこうしてみよう(改善)
→このサイクルが続く→ →
→ → → うまくいく
(成功やスキルの取得)


がクルクル廻る、だけですよね。

実験してみて、データ取って、改善を図る
ことの繰り返し。

「 失敗 」 という言葉がいけないですね。
この言葉使わず全部 挑戦→改善
に置き換えちゃえばいいのにって思います。

でも、失敗を恐れる、避けるのが普通になっている
子どもたちは、本当に挑戦しないんです。

だから、関わる大人(うちだったら僕)が挑戦して
失敗して、改善してという一連の流れを自ら見せて、
挑戦していいんだ!
失敗していいんだ!

というのを示さないといけない。

安心、安全な場だということを認識出来ないままだと
挑戦しないんです。

だから、新しいこと、苦手なことにも挑戦してます、
挑戦してください。

そして一緒に失敗してください。

失敗する場面をみせてください。そして、どうやったらうまくいくかを
一緒に考えて少しずつでいいから改善していってください。

一緒に挑戦して失敗する(データ取りする)。
これを家庭ですることがまなびの第一歩ですよ、
お父さん、お母さん。

チャレンジ!!!
チャレンジ!!!

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