失敗って、そもそもそれって失敗???
週をカウントすると151週目。
沖縄もやっと少し寒くなりましたね。
例年と違って海には入らないので、
もう少し寒くてもいいな~。
うっし~です。
今週3本目のブログ。めずらしい・・・
火曜日に
「 失敗 」 についての授業をしました。
皆さん
「 失敗 」 についてどんなイメージをお持ちですか?
「失敗したくない」
「失敗したらかっこ悪い」
なマイナスイメージの人が多いかな?
漢字をみても、「 失う 」 「 敗れる 」だから
負のイメージは当然といえば当然。
で、失敗すると咎められる・・・
教育現場では、失敗を咎められる、
というよりは、
成功すると褒められる、ので、
失敗が続くと子どもたちは自然な流れで、
成功しそうなものを選んでやるようになり、
失敗しそうなものには挑戦しなくなります。
↓
「失敗しそうだから、するのやめよう」
になっちゃう・・・。
この一連の流れが出来ちゃうのがMAXダメなところ。
よく子どもの褒め方で言われる
「 結果じゃなくて、その行為自体を褒めなさい 」
は、まさにこの部分の理由があるからです。
うまく出来たことを褒めると、褒められることが脳の報酬系を刺激して、
モチベーションアップに寄与するので、逆にうまくいかないことには
手を出さなくなります。
褒められる → やる、頑張る
逆に
褒められないこと→やらない
失敗したくない、と強く思う
↓
失敗しそうなことには、挑戦しない
子どもの「まなび」にとって最悪。
主体的にまなばなくなります。
子どものまなびにとって、そもそも
「失敗」ってあるんですかね?
やってみる(挑戦)
→こうなった(結果)
→次はこうしてみよう(改善)
→このサイクルが続く→ →
→ → → うまくいく
(成功やスキルの取得)
がクルクル廻る、だけですよね。
実験してみて、データ取って、改善を図る
ことの繰り返し。
「 失敗 」 という言葉がいけないですね。
この言葉使わず全部 挑戦→改善
に置き換えちゃえばいいのにって思います。
でも、失敗を恐れる、避けるのが普通になっている
子どもたちは、本当に挑戦しないんです。
だから、関わる大人(うちだったら僕)が挑戦して
失敗して、改善してという一連の流れを自ら見せて、
挑戦していいんだ!
失敗していいんだ!
というのを示さないといけない。
安心、安全な場だということを認識出来ないままだと
挑戦しないんです。
だから、新しいこと、苦手なことにも挑戦してます、
挑戦してください。
そして
一緒に失敗してください。
失敗する場面をみせてください。そして、どうやったらうまくいくかを
一緒に考えて少しずつでいいから改善していってください。
一緒に挑戦して失敗する(データ取りする)。
これを家庭ですることがまなびの第一歩ですよ、
お父さん、お母さん。
チャレンジ!!!
チャレンジ!!!
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