2014年03月28日

福島の子どもたち

今回で六回目になる、沖縄国際ユースホステル主催の
支援事業が始まりました。

東日本大震災後の夏から、ドイツの方々からの支援金で
福島の子どもたちを夏休み、春休みの長期休暇の間
沖縄で過ごしてもらうプログラムです。

福島はご存知の通り、放射能汚染の問題は全くと言っていいほど
解決しておらず、全国的にはずいぶん忘れられてきてしまっていますが、
子どもたちが安全に外で遊ぶことは出来ません。

内部被爆の問題も深刻で、子どもたちは危険に晒されています。

沖縄で安全な物をたくさん食べ、沖縄の太陽を全身に浴び、
新鮮な空気をいっぱい吸いながら数週間過ごすと、
低下していた免疫力が回復するのです。

子どもたちの健康回復を最大の目的として、
震災後どこよりも早くこのプログラムは企画立案されました。


この支援事業は、私も引率で参加している

「独日こどもセミナー」

で最初からお世話になっているスーパー通訳&翻訳家
ヨウコさんが、震災直後からドイツで義援金を呼びかけてくれ、
それを我が恩師、沖縄国際ユースホステルの支配人 
福島さんが実行に移しているプログラムです。

私も、うちの大学生と一緒に、微力ながらお手伝いさせて
いただいたこともあり、今回も時間を探して
お手伝いに行きたいと思っています。

容子さんのドイツでの活動の様子はこちら→www.hilfefuerjapan2011.de

過去の支援事業の様子はこちらhttp://jigyo.okinawa-yha.org/?cat=26


私たちに出来ること

まずは、忘れないこと。

目の前で起こっていること以外は忘れがちですが、
日本で起こっていることで、今後何十年、何百年と、
この原発、放射能問題は終わらないことを

忘れないこと。

そして、小さなことでも、必ず一人ひとりがやれることがあります。

それをしましょう。

小さな力でも、継続すれば、合わされば必ず大きな力、大きな流れを生み出し、
未来は変わっていきます。



同じカテゴリー(フリースクール)の記事

Posted by まなびばおきなわ at 08:36│Comments(0)フリースクール参加プログラム
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。