2014年03月02日

やりきった!

確定申告作業におわれている 
代表 牛木です。

先週のお話です。

先週月曜日はお休みを頂いて、土、日、月曜日と
三連チャン、海に潜っていました

あっ!

でも、遊んでいた訳ではないですよ。

ご存知の通り、私はダイビングのインストラクター
ですからお仕事です。といっても、ただのお仕事ではなく、
ライフワークと位置付けている、
琉球大学ダイビングサークル 「アマンテス デル マル」
の冬季特訓コース 「ガイド講習」 の仕上げの三日間の講師でした。

例年12月に始まり、約3ヵ月間、新二年生(一年生)が先輩に成るべく、
基本スキル、先輩としての心得、安全管理等々をまなびます。

ダイビングを始めてたかだか半年強の大学生が、いきなり

「安全とは?」
「命とは?」

と問われるわけですから、最初はみんな訳がわからない様子。
私以外は、教える先輩(基本新三年生が中心で指導します)も
初めて指導しますから、みんなが手探り、あーじゃない、こーじゃないと、
三ヶ月悪戦苦闘しながらまなんでいきます。

彼らは普段、我々みたいなプロスタッフと潜る訳ではないので、
安全管理は全て自分たちでやり、後輩や仲間の安全を自分で
守ることが出来なければ最悪の場合死亡事故につながるのです。

そして、海は、自然は、常に変化していますから、その変化に対応して
瞬時に適切に判断できる能力が必要で、マニュアルは存在しますけど、
マニュアル通りのことなんか絶対にありません。

臨機応変に対応する必要があって、臨機応変に対応する思考を
身に付ける必要があります。

マニュアル人間という言葉が使われだして久しいですが、
マニュアル人間は全く自然の変化には対応出来ない。
マニュアルを基本にしつつ、柔軟に自分の頭で思考する力が
必要になり、その力はそのまま、生きる力になります。


たかだか3ヵ月やったからって、身に付くものではありませんが、
意識しはじめることで確実に変化していきます。そして、アマンテスを
最後までやりきって卒業した先輩たちは、例外なくしっかり身につけて、
社会に出て活躍しています。

今回、例年と大きく違う部分があり、それは、19thは一人も欠けることなく、
仲間たち全員でガイド講習をやりきったことです。これは過去にも無かったことで、
アマンテス全体としても、私としても、宝ものの経験だと思います。

日々まなび、進化し続けている 
「アマンテス デル マル」

20周年のアマンテス、ご期待ください!



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Posted by まなびばおきなわ at 18:10│Comments(0)フリースクール先生
 
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